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2016.09.19 【フィリピン文化】 フィリピンは1年の1/3がクリスマス

セブのクリスマスについて トップ写真

ホテルのルームキーパーが残してくれたメモ こんなメモもらったのは初めて

セブのクリスマスは長い

どもども、Captainです。

これを書いているのは9月の半ばですが、セブではすでにクリスマスシーズンが始まっています。そう、フィリピンのクリスマスシーズンは9月から始まるんです!

南のミンダナオ島にはイスラム教の地域もあるのですが、セブ島はほぼキリスト教徒の島です。だからこそ聖人サント・ニーニョをお祝いするシヌログ祭りがものすごい人出になったりする訳です。クリスマスはイエス・キリストの生誕をお祝いする日ですから、それはもう、気合入れまくりです、フィリピン人。9月にはショッピングモールなどの店員はサンタ帽をかぶり出しますし、店内にもデコレーションが行われます。フィリピン人は基本的にイベント大好きですから、ハロウィンの時期だけ短期間ハロウィン色になります、しかもちょー気合入れます(笑)

セブに初めて行った時に、9月からシーズンが始まると聞かされて驚きました。フィリピン人は当たり前だと思っていたらしく「日本は違うの?」と普通に聞かれましたけど、フィリピンだけですよね(汗)

宗教に関する事が話題になると、僕は無宗教なのでキツいです。皆さんはどうでしょうか?日本人は基本的には無宗教で、お盆は仏教、クリスマスはキリスト教、新年は神道、結婚式はいろいろあって、死んだときはだいたい仏教。と説明すると不思議な顔されますね。バンコクも道端にお釈迦様やガネーシャの像があると、通り過ぎる人が拝んでいくんですね、しかもお供えものも毎日いっぱい。だいたい宗教では人に優しくすることはいい事とされてますから、彼らにとっては優しくすることは来世で救われるために必要な事なんでしょうね、だから見知らぬ他人(外国人)に対しても優しくできるのかなとか考えてしまったり。フィリピンとタイしか行ったことないですけど!

シヌログの時期のセブ

セブ島最大のお祭りシヌログの時期のサント・ニーニョ教会

9月から始まるクリスマスシーズンですが、終わりは年が明けて1月の第三日曜日に開催されるセブ最大のお祭り、シヌログの終わりまでになります。日本だと正月が大きなイベントの一つとなっていますが、フィリピンではNew Years Dayはさして重要ではなく、クリスマスとシヌログです。シヌログはフィリピン全土からキリスト教徒のフィリピン人が訪れますし、外国から観光客も多数見物に訪れます。今年1月のシヌログは過去最高の人出でシヌログウィークには延べ300万人の人がセブに滞在していたとか。シヌログに関しては、別のタイミングでコラムを書きたいと思います。1月の第三日曜日をまたぐようにセブ島に留学に行くと面白いかもしれませんよ!

閑話休題。クリスマスは家族で過ごすフィリピン人が多いです。フィリピン人はものすごく家族を大切にします。フィリピンは日本とは真逆で大家族で生活するのが一般的です。結婚しても親と一緒に暮らすんですね、一つの大きな家に身内がみんな集まって暮らしている訳です。OFWって聞いた事あるでしょうか?海外で出稼ぎしているフィリピン人のことです(Oversea Filipino Workerの頭文字)。フィリピンのGDPの10%以上を占めていると言われる海外からの送金。これも大家族で暮らしているからこそできること。自分の家族を他の身内に任せて、安心して海外に働きに出られるという理由のおかげでしょう。小さい頃から、自分より年下の身内の子供の面倒を見ているなんていうのは当たり前らしいです。誰かの面倒を見るなんてのは彼らにとっては当たり前なんですね。こういう背景があってフィリピン人のホスピタリティが評価されているのかもしれません。

キリスト教に関連してもう一つ。フィリピンでは堕胎が法律で禁止されています。まぁフィリピンでは子供は宝という認識が非常に大きく、たとえ未婚であっても子供が出来たらお祝いという考えがありますけど。さらに、結婚はしなくてもいいけど子供だけは欲しいという考えも結構普通みたいです。授業を受けていると、こういう類の話題も出てくる事があるわけです。英語では堕胎の事をAbortionと言います。Surrogate mother(代理母)なんてのもトピックになりましたね。僕は結婚したことないですし、ひじょーに困ります。でも困ったからこそ必死に考えを伝えようとして強く印象に残ったから、いまでもしっかり単語とか覚えてます。

結局話がまとまることなく終わりそうですが、まとめます。外国で英語を勉強すると、日本と全く違う事が当たり前の人たちと話をする機会がたくさん出来ます。日本で英語を勉強していたら体験できない事だと思うんですね。是非体験してもらいたいです。もしこれを読んでいる皆さんがセブに留学に来るのでしたら、日本の事をしっかり覚えてセブに来てください。僕は日本の事を何も知らない事も知らなくて、聞かれて初めて「何も日本のこと知らないな」と気が付いたんです。自分の国の事は自信を持って説明できるようになりたいなと思いましたね。海外に出る事で日本人としてのアイデンティティが確立されるんじゃないかな?

それでは今回はこの辺で。
See Ya!
Captainでした。

2016.09.05 【セブ島を楽しむ】 Captain、バンタヤン島に行く 後編

どもども、Captainです。

前回の予告通り、今回はバンタヤン島のいろいろな場所をご紹介します。

マングローブ園

Bantayan Island紹介 全編

バンタヤン島南西に位置するマングローブ園

 

Bantayan Island紹介 全編

開けている部分はカヤックやボートが通る部分

 

Bantayan Island紹介 全編

ところどころに観察小屋のような物がありくつろげる

 

Bantayan Island紹介 全編

間近でマングローブを楽しめる

バンタヤン島の周囲、特に南西側の沿岸にはマングローブがいっぱいあります。人が通れる通路を整備して、観光資源としたのが、マングローブ園。通路はかなり長く、普通に歩いても入口に戻ってくるまでに30分以上かかるでしょう。通路上にマングローブの種(苗?)が落ちているのを見かけたので、頭上には少し注意が必要かも?このマングローブ園では徒歩で園内を見て回るほかに、カヤック、ボートで見て回るプランもあるみたいです。時間がなくて今回はチャレンジできませんでしたが、水面ギリギリから見るマングローブの林はなかなか面白い光景だと思います。入園料大人50ペソ。

Kota Park

Bantayan Island紹介 全編

Kota Parkのビーチ

 

Bantayan Island紹介 全編

日陰になる建物も多い

バンタヤン島の最北端にあるパブリックビーチ。リゾートのプライベートビーチではないので、誰でも無料で入れます。行ったときはちょうど満潮で風も強かったので結構海が荒れていたんですが、晴れていれば長いビーチと綺麗な空を満喫できると思います。300年ほど前のスペイン統治時代の要塞跡もあります。

ピーター&パウロ教会

Bantayan Island紹介 全編

バンタヤン島最古の教会 ピーター&パウロ教会

 

Bantayan Island紹介 全編

教会内部

 

Bantayan Island紹介 全編

歴史の刻まれた銘板 残念ながら英語ではなかった

400年以上の歴史を誇るバンタヤン島最古の教会。フィリピン最古の教会はセブシティにあるサント・ニーニョ教会で450年以上前の建造。それに次ぐくらい古い教会がバンタヤン島にあります。場所はバンタヤン島の中心とも言えるBantayan Plazaの目の前、バス停の反対側にあります。説明の書かれた銅板のようなものが表にあったので撮影したのですが、英語じゃありませんでした…(汗)

帰りのバスに乗るためにBantayan Plazaまでいくと思うので、その際に是非見てみてください。現在の白い外壁はサンドブラストで仕上げたとのことで、その際に大量の粉塵が出て、体を壊した人が大勢出たんだとか。僕が訪れた時はちょうどお葬式をやっていたので、さすがに中に入って撮影は躊躇われて断念しました(泣)

Santa Fe Beach Club

Bantayan Island紹介 全編

Santa Fe Beach Clubのクラブハウス 向かって右はコテージ

 

Bantayan Island紹介 全編

Santa Fe Beach Club前のビーチ 右手の奥はSanta Fe Port

前編でも触れましたが、バンタヤン島のビーチリゾートのPioneer。Santa Fe Portに最も近いのがこのリゾートです。

オーナーと奥さんが犬好きなのでクラブハウスの裏側で飼っているのですが、たまに身体を洗ったばかりの犬が脱走(?)してクラブハウスのレストランに乱入してきます(笑)

クラブハウスの2階、3階の部屋と併設されたコテージに宿泊することが出来ます。コテージの方がややお値段高め。オーナーは基本的にここにいるので、運が良ければご飯一緒できるかも?港から歩いてこれますが、ビーチ沿いではなく道を歩く必要があります。ピックアップのバンが来てくれるので、素直に乗るのが良いです。ビーチはバンタヤン島の東岸にあるので、海から日が昇るところを見ることができます。またプライベートビーチも長いので海遊びを満喫するには絶好のロケーションです。海を堪能したいならココ!帰りはHagnaya Portでのバスの席争奪戦に巻き込まれるのを避けるためにも、Bantayan Plazaのバス停からバスに乗る事をオススメします。バスが満席だとVハイヤーなどを捕まえないとならなくなりますからね。

Ogtong Cave Resort

Bantayan Island紹介 後編

Ogtong Cave Resortの受付のある建物

 

Bantayan Island紹介 後編

Ogtong Cave Resortのコテージ

 

Bantayan Island紹介 後編

Ogtong Cave Resortの洞窟 内部で泳げる

 

Bantayan Island紹介 後編

ビーチ沿いにはベンチなどが多い

 

Bantayan Island紹介 後編

Ogtongから見る日の出

バンタヤン島の南岸に位置するリゾート。敷地内に洞窟があり、中で泳ぐことが出来る珍しいリゾートです。こちらは宿泊施設(Accommodation)は全てコテージになります。

海岸線はビーチというよりは、岩が波に侵食されたような感じになっています。オーナーの話だときちんとしたビーチにする予定とのこと。 季節によってはアマモ(海藻)がビーチに押し寄せてくるので海で遊ぶにはあまり適しません。しかし、干潮時にはかなり沖合まで歩いていけるので干潮時の方が面白いかも。敷地内にプールが2つあり、洞窟かプールでのんびりするのがオススメの過ごし方。このリゾートもピックアップのバンが港まで来てくれます。Santa Fe Beach Clubに寄ってから、Ogtongへ向かいます。

アイランドホッピング

Santa Fe Beach Club、Ogtong Cave Resortのスタッフ(?)が声をかけてきます。干潮時だけ姿をあらわすVirgin Islandが見ものとのこと(おそらくセブのSouth Sand Barなどと同じ砂洲だと思います)。今回の旅では時間がなくて、行けなかったのですが、次は最低二泊三日で行って是非アイランドホッピングにも挑戦したいところです。

闘鶏場

セブの田舎では人気がある闘鶏。日曜日にやたらと人が集まっている建物があるなと思ったら闘鶏場でした(笑)セブ本島からビニール袋や段ボールに自慢の雄鶏を入れて参加しにきてるフィリピン人も多数。フェリーの横の席でいきなり袋が動いて鶏の鳴き声上げた時は何事かと…(汗)

ざっとバンタヤン島の観光スポットを紹介してみました。島を観光でぐるっと回っても3時間ほどで見て回れるので、初めてバンタヤン島に行ったら回ってみてください。

次回はセブのクリスマスについて書く予定です。

See Ya!
Captainでした。

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