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2017.01.16 【英語学習】 前置詞はイメージで覚えよう その2 of, for, to

どもども、Captainです。

昨日はセブ島最大のお祭りシヌログでした。残念なことにスケジュールをずらせない仕事が入ってしまい、航空券はとっていたものの、セブ島へ行く事は断念してしまいました。

テロを警戒してケータイの電波を止めてしまうなんて事もあったみたいですけど、昨年同様センチュリープラザ裏のスクエアでは屋外クラブ状態だった様ですね。これもフィリピンの文化の一つ。英語圏の流行を取り入れつつも今後も続いていくんだろうなと思います。

さて、今回は一回飛ばしてしまいましたが前置詞の続き。全部やる訳にはいかないので、使用頻度が高いものを取り上げていきたいと思います。

of

これは前と後ろをつないで詳しくするイメージ。簡単な例からいってみましょう。

a friend of mine(僕の友達)
友達(誰の?)僕の。詳しくしてますね。

pirates of the carribean(カリブの海賊)
海賊(何の?)カリブ海の。これまた詳しくしてます。

a cup of tea(紅茶一杯)
一杯(何の?)紅茶。そのままだと数えられないものを数える時、単位と数えられないものを結び付けているのも詳しくしているからですね。

ofを「~の」で覚えている人多いと思います。僕もそうでした。でも、それだけだと解決できない問題にぶち当たります。

It’s so kind of you to do that.(~してくれるなんて御親切にどうも)
~ので一辺倒に考えてしまうと、ん?ってなりませんか?このフレーズよくつかいます。お礼を言う時。so kind(とても親切)がyouと繋がってるのをイメージしてください。「~の」で直訳しようとすると無理が出てきてしまう例です。訳そうとしたら意訳にならざるを得ないofの例です。

for

意識的にも物理的にもforの後に続く部分を向いているイメージ。

This is a present for you.(これあなたへのプレゼント)
forって「~のために」って習いませんでした? 日本語でもいろいろな意味にとれますよね「~のため」って。1つ目は最初の例であげた純粋に方向を指し示す意味。「誰々へ」とか「どこそこへ」みたいなやつですね。forの後へ意識を向けているイメージ。

2つ目は「~の理由で」という意味も日本語同様あります。理由や原因をあらわすfor。

He’s working so hard for making a dream come true.(彼は夢の実現のために一所懸命働いている)
夢を実現させるという理由(動機)でと取れますね。これが2つ目のfor。ところで、forのあとの部分、making~のとこ。
どうしてa dreamなのにcomesじゃないのかわかりますか?

理由は簡単これ現在形じゃないんです。過去分詞形なのです。dreamを修飾するために形容詞的な使い方をする過去分詞形。直訳すると「真実となった夢」ですね。

forは前置詞だけでなく接続詞としても使えます。接続詞の意味も原因や理由を表します。becauseと同じ。完全に入れ替えて使えます。

Finally he got angry, because she’s always late.
Finally he got angry, for she’s always late.
どっちも同じ意味です。「彼女がいつも遅刻するので彼はついに怒った。」

普段はbecauseが一般的です。forはちょっと堅苦しいというイメージ。長い文章を書くときにbecauseが連続してしまいそうになったらforを使うという感じ。

to

forと同じくtoの後の部分を向いているイメージなんですけど、決定的な違いがあります。forは未満というか向いている方向に重きを置きます、到達してるかとかは問題になりません。toは後ろの部分に届いている、到達している事が含まれます。これが大きな違い。

電車の中の英語のアナウンスでこんなの聞いたことありませんか?
This train is bound for 〇〇. (この電車は〇〇行きです)〇〇へはまだ到達してませんよね、〇〇を向いているという方向に重点が置かれているからです。

I went to Cebu last year.(去年セブに行ったよ)
これはセブへ行った。「到達した」というのが含まれます。

しっかりと向いているイメージは「コレ!」と指さしているイメージもあります。

I love listening to music.(音楽を聴く事が大好き!)
listenはフォーカスして聞くというイメージですが、何を?っていうのを付与しないとわけわかりませんね。そこでコレ!音楽だよ!って指さしてる、指し示しているイメージでtoを使います。loveはlikeより強い好きというイメージの単語です。「愛」とか「愛してる」と覚えてしまうと日本語の「愛」とはちょっとイメージがズレてしまう意味で使われる場合が出てきます。音楽を聴くこと愛してる。なんて日本語はちょっと変ですよね。

英文を読んでいて前置詞としてtoが出てきた時は「これ!」「そこ!」と指さしている状況を想像するとだいたいの意味はとれると思います。自分が意味を取れればいいんです。会話中に意味は理解できているけれど、日本語にしろと言われたら僕できません。おおまかにこんな感じっていうくらいがやっとです。

今回は詳しくするof、理由、原因、方向のfor、指差しのtoを取り上げてみましたがどうでしょう?
2回目やっておいてなんですけど、このシリーズ需要ありますか?(汗)

次回は前置詞続けてもつまらないので、何か他のトピックにします!

それでは、See Ya!
Captainでした。

2017.01.02 【英語文化】 Happy New Year!

Happy New Year!

どもどもCaptainです。

新年の抱負、英語ではnew year’s resolutionといいます。日本だけの文化じゃないんですね。英語圏では新年は日本ほど重要視されていなくてカウントダウンは盛り上がるものの(NYタイムズスクエア前のやつとか有名ですね)、翌日からはほとんど通常モードという印象だったのでセブで英語を学んでいた時にnew year’s resolutionの話題があってちょっと驚きました。

面白いWebを見つけたので、ちょっと英語に自信がある方は見てみてください。

Top 50 New Year Resolutions

英語のニュース、TIPSサイトあるいはフォーラム(掲示板)とは違った単語が多く使われていて結構新鮮です。

どうでしょうか?内容理解できました? どうやって調査したのかわかりませんけど、new year’s resolutuin TOP50を紹介してるサイトです。面白いなと感じたのをいくつかピックアップしてみようと思います。

2位 Accomplish the Incomplete(最後までできなかった事を成し遂げる)

「途中で挫折してしまった去年の抱負にもう一度挑戦する価値があるとまだ思っているなら、もう一回やってみよう」的な説明になってますね。そういえば英語ではshotが「射撃」という意味から転じていろいろと慣用句に使われます。銃社会だからなんでしょうか?

best shot:日本だと写真で使われますね、「最高の一枚」「会心の一枚」的な意味でベストショットって聞きませんか?また「撃つ」という意味の動詞shootも写真に使います。shootingで撮影、ロケを表します。ライフル銃と同様に写真撮影もファインダー(銃ではスコープ)を覗いて被写体を捉えます、そしてシャッターを切る(トリガーを引く)。写真は人間の狩猟本能に訴えかけるものなのかもしれません。だから銃で使う単語を撮影にも使う。イメージが似通っているからなんでしょう。

give one’s best shot:最善を尽くすという意味になります。

3位 Realistic Resolutions(現実的な抱負)

「非現実的な抱負の代わりに、人生で重要な意味を持つ(あるいは付け加える)抱負をつくる」ってとこでしょうか。いくつかこの手のnew year’s resolutuinに関するwebを見てみたんですけど、日本だと必ず上位に登場する「ダイエット」がほとんどありませんでした。抽象的な抱負ばかり並んでいるからかもしれませんけどね。

ちなみにResolutionという単語、英語だと一番多い用途は決意だとか抱負ですけど、日本だと「解像度」「解像」がメジャーですね。近年音楽ダウンロードで頻繁に耳にするようになった「ハイレゾ」これはHigh Resolutionの略です。高解像度。このあたり説明しようとするとコラム数回分くらい書いちゃいそうなのでやめておきます。

http://www.sony.jp/high-resolution/about/

興味ある方はこのあたりを読んでみるとよいかも?

19位 Wreck a Record(記録を破れ)

これはいいですね、前年までの自分を少しでも上回れるようになるという目標はカッコいいと思います。Wreckは本来は「遭難する」なんて意味で用いられる事が多いですが、「派手に壊す」「めちゃくちゃに壊す」なんて意味もあります。数年前のDisneyの映画「シュガーラッシュ」の原題は「Wreck-It Ralph」このWreckは壊すの方の意味です。故障した車を引っ張るレッカー車もこの単語から来ていますけど意味的には遭難とかからの派生ですね。

21位 Spice up the Mundane(平凡な毎日を刺激的にしよう)

洒落てます。これは日本人は抱けない。僕が思うに日本人はキザな事をいうのが下手。恥ずかしいという思いが先に立ってしまって、言えない事が多い。確かに自分を殺して周りに合わせる事は日本人の美点であることも多いです。でも周りに害を及ぼさない時くらい、もう少し周りを意識しなくてもいいんじゃないですか? 僕は口に出しちゃいますけどね(笑)

ちなみに説明にはキャンドルライトディナーを計画してみる、とか、ベッドルームに生花を持ち込んでみるとか書かれています。場の雰囲気の演出に関しては英語圏の人はとても長けている印象があります。日本では茶道とか花道とかになるんでしょうか?

34位 Learn Language(語学を学ぼう)

これはこのコラムを読んでいる方はもう必要ないですね。だって英語を学ぼうとしているんですから。説明にも書かれているように語学スキルは常にプラスに働きます。少しだけ理解できるようになるだけでも新しい事柄に触れられるようになります。

ほとんどが面白いんですけど、最後にもう一つだけ僕は本の虫なのでこれも紹介させてください。

40位 Patron the Prints(きちんと装丁された本を支援しよう)

電子書籍やペーパバッグ(日本だと文庫かな?)は確かに便利だしお手軽価格。でもきちんと装丁された本(ハードカバー)には電子書籍や文庫では味わえない読み心地があります。図書館にいって実感してみて欲しいです。ってな事が書かれています。

本を読むことも常にプラスになると僕は思います。僕は最低でも年間100冊くらいは読んでいます。知識を得られる事はもちろんの事、娯楽小説であっても他者の視点という物を体験する事ができます。自分が本から得た物のなかから自分に合うと思うものを吸収し、そうでないものは、そういう物もあると受け入れる。僕も声に大にして言います「買わなくてもいいから本を読もう!」。図書館で借りたっていいんです、本を読む人がいれば図書館が本を購入するので出版社は新たに本を出せます。

こんな感じでしょうか。ちょっと多くなりすぎてしまった感はありますが…(笑)

皆さんも新年の抱負を作って、今年一年を過ごしてみてはどうでしょうか。Captainでした。
See ya!

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