2017.05.01 【英語文化】 度合いをあらわす言葉どれくらい知ってますか?
どもどもCaptainです。
今回はvery一辺倒から脱却するための第一歩。度合いを示す言葉を可能な限り紹介していきます。
皆さんはどれくらいこの手の表現を知っていますか?
very, so, tooあたりはご存知だと思います。
まずこの手の言葉にはポジティブ、ネガティブのイメージが伴うものがあることを頭の片隅に置いておいてください。加えて文章で使うことが多い堅い印象の言葉なのか、会話でしか使わないような砕けたものなのかというイメージがあります。あとは度合いの強さですね。
では今回はポジティブ、ネガティブなイメージがとくに伴わない中立的なものから紹介していきましょう。
very
「とても」で使う一番標準的な言葉ですね。
He is very kind.(彼はとても親切です。)
He is very bad.(彼はとても悪いです。)
どっちも使えます、あくまでも程度が強いことをあらわすだけの言葉だからです。中立なのは使う場面も同じ。文章でも会話でも問題なくつかえます。でもあくまでも中立的なものなので主観的な会話などでは他の適した言葉を使った方がもっと自分の言いたい事を表現することができるんです。veryからの脱却が会話上達への第一歩!
pretty
veryとほぼ同じ強さで使いますけど、会話でしか使わないと考えてもらって構いません。文章ではveryを選択しましょう。
How are you?(調子どお?)
I’m pretty good.(調子いいよ!)
映画のセリフとかネイティブ同士の会話だとこちらの方がveryよりも出てくるんじゃないでしょうか。「かわいい」って意味だけじゃなく使えるようになりましょう!
so
これも「とても」と訳される標準的な言葉ですね。度合いとしてはveryよりも上。ポジティブかネガティブかと言われると中立ですね。
She is so pretty.(彼女ちょー可愛い!)
He is so bad.(彼最悪。)
会話で使うことの方が多い印象です。日本語で言うと「ちょー」のイメージかなと思います。会話でさらに強調したいときにSoooooooooって使い方もあります。会話調で書く事の多いSNSやメッセンジャーなんかでよく見かける表現ですね。日本語でいうと「ちょおおおおおおお」とか「ちょーーーーー」みたいな感じ。
absolutely
これは「絶対に」とか「確実に」って感じで度合いはsoの上。度合いとしては最強になります。adj. absoluteのadv.の形ですね。
She is absolutely right.(彼女は絶対に正しい)
You’rea absolutely foolish.(君は完全にバカだよ)
否定するとき、間違いを指摘するときにこれを使うととても直接的で強い言い方になってしまうので基本的にはポジティブなイメージの時に使いましょう。英語では否定するときは遠回しにすることが多いです。
I don’t agree.(賛成できないな)
I don’t think so.(そうは思わないな)
I’m not with you on that.(君に同意はできないな)
みたいに遠回しに遠回しに否定するのが英語のスタイル。
You’re wrong.って言おうものなら、かなり攻撃的な否定になります。親が子供を強くしかるならまだしも大人同士の会話でこれはまず使いません。
totally
これもabsolutelyとほぼ同じ度合い。「完全に」とか「まったく」みたいな感じです。強さは最強。度合いを示す場合は会話でつかうことが多いです。
That is totally ridiculous.(まったく馬鹿げてるよ)
I totally understand what you want to say.(君が言いたい事は完全にわかる)
definitely
absolutely, totallyと同じく強さは最強。
Do you like taking a photograph?(写真撮るの好き?)
Definitely, Yes!(あったりまえじゃん!)
相手を否定する、拒否するときに強い言葉はつかえないことはないですけど、お互いいいことないので使わないようにしましょう。
really
正しいことをあらわす「本当に」の他に日本語と同じく度合いも示せます。強さはveryよりもちょっと上でsoよりも下。会話だと繰り返して強調することでsoくらいまで強さがあがる印象です。よいことにもわるいことにも使えます中立なイメージ。「本当に」というよりは「ホントに!」みたいなイメージ。わかるかなぁ…これ…。
I really really appreciate it.(ホントにホントに感謝してます。)soと同じくらいまで強くなってる感じ。
She is really nice.(彼女ホントにいい人なんだよ。)
どちらかというと会話で使うことが多い言葉ですね。文章だとあまり目にしない気がします。
fairly
日本語だと「かなり」と訳されますけどイメージとしてはかなり弱いです。veryよりかなり下。
His photo is fairly good, but I think he can make it better.(彼の写真は結構いいけどもっと良くなると思う。)
「そこそこ」とか「結構」って感じですね。プラスかマイナスかで言えばプラスなんだけど、ほんのちょっとだけプラス。みたいな感じです。
How are you?(調子どお?)
I’m fairly good.(まぁまぁかな)
って感じだとわかりやすいでしょうか?
a bit(a little bit)/bits(little bits)
「ちょっと」とか「少し」って感じ。fairlyよりもさらに弱くなります。
Did you eat my chocolate?(私のチョコ食べたでしょ!)
A bit.(ちょっとだけだよ)
I’m little bits interesting to eat balut.(ちょっとだけバロットに興味あるんだ。)
今回は良い文脈でも悪い文脈でも使える程度に関する言葉を紹介してみました。ポジティブなイメージで使う場合は全部使えます。ネガティブな文脈で使うときは強いイメージの言葉は使わないようにしましょう。日本語でも大人は直接的な否定はあまりしませんよね?英語も同じく否定はなるべく遠回し。
次回はポジティブ、ネガティブなイメージも伴う言葉を紹介しようと思います。少なかったら程度だけじゃなく頻度を示す言葉も紹介します。
それでは、See Ya!
Captainでした。