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2017.04.10 【英語学習】 ここを気をつけよう日本人の英語発音

どもども、Captainです。

ちょっと3月は年度末にいろいろありまして、1回お休みさせてもらいました。

今回は日本人の話す英語でなかなか通じない発音を取り上げようと思います。

日本でカタカタ表記が蔓延していて、それが英語の発音と差が大きいために通じないものが多いんです。でもカタカナ表記にもメリットがあります。日本語として知識が蓄えられるので英単語とは思わずに単語を覚えていることにもなるからです。ぶっちゃけ日本人は英語話せない人が多い割にそれなりに英単語知ってるんですよ。

「-ing」

語尾がingで終わる単語。非常によく出てきます。発音記号は「n」と「g」がくっついたような形のやつです。発音は下の根元を口の上にくっつけて鼻から「ング」と出す感じ。口から「イング」はアウトです、この発音が出来ないと現在進行形や動名詞がなかなか通じなかったりするんです。非常によく出てくる発音なので意識せずとも口の中で舌が正しい位置にきて音を出せるようマスターしておきましょう。最後の「グ」をハッキリ発音してしまうのは一番悪い形。留学しているときに講師から「なんで日本人はみんな最後に「グ」がつくの?」と言われたことがあります。

something, anything, -ingの現在完了形、動名詞、

「b」と「v」

日本の英語の授業で「v」は上の歯で下唇を噛むと習ったと思います。これも英語では頻出。「believe」って単語ありますよね、頭の「b」と語尾の「v」は発音が全く違います。「b」は日本人が不得手ということはほとんどありません。カタカナの「バビブベボ」とほぼ同じだからです。でも「v」は日本語を話す上では使わない口の形なので意識しないと「b」になってしまいます。しかし英語を話す人間はこの「b」と「v」の発音の違いに非常に敏感なので、日本人の発音だと通じないということになってしまいます。現在完了形で出てくる助動詞haveに使われているからということもあるのでしょう。

love, believe, have

「th」

学校で上と下の歯で舌の先を噛むと習ったはずの「th」の発音。「with」だとか「thing」だとか、これも超頻出だけど日本人が苦手な発音。上下の歯で舌を噛むって難しいですよね? 噛むって説明されるから難しいんです。舌の先端を上の前歯よりも前に出して舌を上の前歯に付けて「ス」「ズ」と発音するイメージ。下側の前歯はあまり意識しなくていいです。カタカナで「ダ」と発音するときの舌の位置が非常に近いです。定冠詞の「the」はカタカナ発音で「ザ」と言うよりは「ダ」と発音したほうが通じます。それは舌の位置がthを発音する時に近いからなんです。

there, the, thing, three

「wh」

「What」「Where」などWhから始まっている単語も要注意。カタカナで「ワ」行を発音しようとしちゃうので口がいきなり開いてしまうんですね特に「ワ」が顕著で口が横に開いてしまいますが、これだと通じにくいです。極端な形を説明するとフレンチキスをする時の唇の形。「ウ」の口の形から「ウ」をほとんど発音しないで始めると正しい発音に近い形で発音することができます。尋ねるときに頻出のWhen、What、Who、Where、Why。Whoは最初から「ウ」の口なのでほぼ問題ないです、他の4つは意識してみましょう。

Where, What, When, Why

「see」と「she」

彼女の方の「she」は日本人の得意な発音。カタカナのサ行の「シ」と同じです。でも「see」はカタカナで書くと「スィー」に近い発音になります。seeとsheの違いは単純だけれども英語ではとても重要です。She sells seashells by the seashore. から始まる早口言葉は見聞きしたことあるんじゃないでしょうか。これを英語を話す人が理解できるように発音できたら一人前。

see, she, sea

先頭にない「L」

「All」や「sell」「fill」など最後にある「L」の発音も要注意。日本語は全ての音に母音が伴うので「ル」と発音しがちです。でも英語では「ゥ」と発音したほうがそれっぽく聞こえます。最初に出した例でいうと「オウゥ」「セゥ」「フィゥ」みたいな感じになります。

All、Sell、 Fill、 Kill

最近英語の歌の発音のアドバイスを求められることが多いので自分で改めて意識した部分もあるので取り上げてみましたがいかがでしょうか?

Googleで単語を検索すると発音も聞くことができます。ここで正しい発音を聞きながら、口の形、舌の位置、形を意識して発音を真似てみてください。日本語と違って英語は子音だけの発音があるということを意識して英語は話しましょう。

僕のオススメはPCでのYoutube視聴です。PCだと速度を変更できるんです。0.25倍、0.5倍にしてスピーチ動画などを見ると口の形などがとてもよくわかります。特に顔のアップが多い動画があったら、速度を落として観てみてください。そして出来れば一緒に発音をしてみる。録音して聞きなおせるならなおよいです。

完全にネイティブみたいな発音は幼少の頃から英語で話す環境にいない限り、相当の努力をしないと身に付きません。でも通じるレベルの英語であれば日本語の全てに母音を付ける発音から脱却できれば、さほど難しくはありません。聞き返されない英語を目指してがんばりましょう!

See Ya!
Captainでした。

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